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広川町立津木小学校の防災授業に参加しました。

広川町立津木小学校で行われた防災授業に参加しました。

12月19日(火) 広川町立津木小学校の5・6年生を対象に実施された『防災』をテーマとした出張授業に参加しました。
この取り組みは、内閣府が運用する準天頂衛星システム「みちびき」の衛星安否確認サービス(Q-ANPI)に関する内閣府の事業の一環として、日本電気株式会社(本社:東京都港区)と和歌山大学(災害科学・レジリエンス共創センター)が実施したものとなります。
当社はQ-ANPI装置の組み立て支援および操作支援スタッフとして参加させていただきました。

今回はその模様を写真と共にご紹介します。

1限目授業:和歌山大学の此松教授、桒客員准教授による防災授業

和歌山大学の此松(このまつ)昌彦教授、桒(くわ)将倫客員准教授が防災をテーマに授業を行いました。
災害避難時の持ち物の確認やペットボトルを使った荷物の重さの体験をしたり、簡易的な間仕切りを使い避難所内で必要となるスペース(ひとり1畳分)を作成するなどしました。児童同士で声を掛け合いながら、終始熱心に取り組まれていました。

桒客員准教授による防災授業を児童のみなさんが熱心に聞いています
ペットボトルをかばんに入れて、避難時の持ち物の重さを体験しました
間仕切りを使い避難所の広さを体験 ひとりあたり1畳分の空間を作りました
登場したQ-ANPIターミナルに児童のみなさんは興味津々でした

2限目授業:Q-ANPI端末の組み立て・避難者情報の収集・送信など

児童のみなさんが参加され、衛星安否確認サービス(Q-ANPI)を利用するための『Q-ANPIターミナル(通信用アンテナ)』や『操作用パソコン』などの組み立てを行いました。
初めて目にする装置には児童のみなさん興味津々の様子で、当社スタッフの説明を聞いて、みんなで協力して作業を行いました。
組み立てたアンテナをベランダに運び出し、地上から遥か彼方の宇宙空間にある衛星「みちびき」との通信も成功。

Q-ANPI端末の組み立てや操作方法についてスタッフの説明を熱心に聞く児童のみなさん
みんなで協力してQ-ANPIターミナル(衛星通信用アンテナ)を組み立てる様子
屋外に出て組み立てたアンテナを設置して、衛星みちびきの位置も『確認よし!
児童同士で相談しながらパソコンを操作し、避難所開設や避難者情報の入力などをしました

■防災授業に参加した感想

参加された5・6年の児童のみなさんは、防災授業やQ-ANPIの組み立てなど全てに“興味津々”の様子で熱心に取り組んでいただけました。今回の防災授業の体験が、ご自身やご家族の『防災』について考えるきっかけのひとつとなればと思います。

参考ページ

衛星安否確認サービス「Q-ANPI」 https://qzss.go.jp/overview/services/sv09_q-anpi.html